新アルマイト工場(9月本格稼働開始)
この度、本社敷地内に新アルマイト工場を新設、お客様のご要望にお答えすべく、新アルマイトラインが9月より本格稼働開始。
またさらに、新アロジンラインも10月末稼働予定です。
これにより、アルミニウム・アルミニウム合金への表面処理の代表である、「アルマイト処理(陽極酸化処理)」「アロジン処理(化成処理)」において、対応可能な材質・ワークサイズの拡大、さらには、生産能力アップを図りました。
新アルマイト(陽極酸化処理)ライン |
新アロジン(化成処理)ライン |
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表面処理 |
アルマイト(白(無着色)・黒(着色)処理、硬質アルマイト処理 | アロジン処理 |
特徴 |
アルミ材に電気を流して、強制的に酸化皮膜を生成させることで耐食性や表面硬度を向上させます。 アルマイト処理後に着色も可能です。(黒) |
アルミ材に化成(クロメート)処理したものを一般的にアロジンと呼んでおり、日本パーカライジング社の商品名です。 化学反応のみで表面に薄い皮膜を生成させるため複雑形状品に対しても適用可能です。 通電目的のアルミ材への処理や塗装前の下地処理として最適です。 |
機能・特性 |
耐食性、耐摩耗性、装飾性 | 耐食性、塗装密着性 |
主な用途 |
装置部品、自動車部品、航空機部品 | 放熱板(電子機器)、装置部品、自動車部品、航空機部品 |
処理有効 |
アルマイト(白・黒): 1300×2300×400 硬質アルマイト: 1300×2300×400 |
アロジン: 200×400×200 |
処理 |
アルミニウム アルミニウム合金: 1000系~7000系(硬質 2000系可能) 鋳物・ダイキャスト |
アルミニウム アルミニウム合金: 1000系~7000系 |
備考 |
・アルミ材質(合金組成)により、皮膜色調や性質が異なります。 ・通常、耐食性確保のため、硬質アルマイト以外は封孔処理(酢酸タイプ)を行います。封孔処理について特別なご指定がある場合は、事前にご指示ください。 |
・アルミ材質(合金組成)により、皮膜色調や性質が異なります。 ・量産対応できるのは6価クロム含有タイプの処理のみです。手のひらにのるサイズであれば、6価クロムフリータイプでの少量品対応可能です。 |
<詳細はこちら> ⇒アルマイト処理(陽極酸化処理) ⇒アロジン処理(化成処理)
社員一同、より一層邁進する所存ですので、何卒一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。