めっき加工・表面処理
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アルマイト(白・黒)/硬質アルマイト処理
アルマイト(陽極酸化)処理とは、薬液中に浸漬したアルミニウム材に電気を流して、表面のアルミニウムが溶解し、発生した酸素と結合して強制的に酸化した皮膜です。金属めっき皮膜と異なり多孔質(ポーラス)な皮膜構造となります。電気を通さず、素地のアルミニウムよりも硬い皮膜を生成します。処理条件を変えることでより硬い皮膜が得られたり、着色することも可能です。
特性・特徴
【耐食性】塩水噴霧試験 336時間にて腐食なし(A5052材への白アルマイトの場合)
【耐磨耗性】硬質アルマイト テーバー摩耗試験で10000サイクルで摩耗量2mg未満
【硬さ】Hv350(A5052材への硬質アルマイトの場合)
【耐磨耗性】硬質アルマイト テーバー摩耗試験で10000サイクルで摩耗量2mg未満
【硬さ】Hv350(A5052材への硬質アルマイトの場合)
加工仕様・処理条件
◎硬度:アルマイト(白・黒)…Hv200、硬質アルマイト…Hv350~400(A2000系、A7000系を除く)
◎有効寸法:1200x2300x400
◎有効重量:50kg
◎皮膜厚さ:15μm(A5052材への白アルマイトの場合)
◎有効寸法:1200x2300x400
◎有効重量:50kg
◎皮膜厚さ:15μm(A5052材への白アルマイトの場合)
おすすめの素材
主な用途
装置部品、自動車部品、航空機部品
注意点・その他
アルミ材質(合金組成)により、皮膜色調や性質が異なります。
アルマイト処理はめっきと異なり、皮膜が上下に成長します。(理論上、皮膜厚さの1/2の寸法増加)
しかし、前処理エッチングで寸法減少したり、材質により皮膜成長に差があるため、寸法変化量を考慮して、アルマイト前の寸法を設定する必要がありますので、事前にご相談ください。
組付済の製品はすき間にアルマイト液が残留し腐食が進行するため、必ず組み付け前の状態でのご提供をお願いいたします。
製品の角部が鋭利になっていると、アルマイト処理後の取扱いで皮膜が欠ける恐れがあります。できるだけR面仕上げにて加工をお願いいたします。
耐食性確保のため、特別指示のない限り、アルマイト処理後に封孔処理(酢酸ニッケルタイプ)を行っていますが、耐磨耗性を要求される場合は、事前に封孔処理の有無についてご指示ください。
アルマイト処理はめっきと異なり、皮膜が上下に成長します。(理論上、皮膜厚さの1/2の寸法増加)
しかし、前処理エッチングで寸法減少したり、材質により皮膜成長に差があるため、寸法変化量を考慮して、アルマイト前の寸法を設定する必要がありますので、事前にご相談ください。
組付済の製品はすき間にアルマイト液が残留し腐食が進行するため、必ず組み付け前の状態でのご提供をお願いいたします。
製品の角部が鋭利になっていると、アルマイト処理後の取扱いで皮膜が欠ける恐れがあります。できるだけR面仕上げにて加工をお願いいたします。
耐食性確保のため、特別指示のない限り、アルマイト処理後に封孔処理(酢酸ニッケルタイプ)を行っていますが、耐磨耗性を要求される場合は、事前に封孔処理の有無についてご指示ください。