めっき加工・表面処理
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ニッケルめっき
ニッケルめっきはニッケルが空気や湿気に対する耐性が強いことから防食性を与える目的や装飾を与える目的で利用されています。また金、銀、クロムなど各種めっきの下地めっきとしても使用されます。
特性・特徴
【装飾性】光沢ニッケルめっき
【耐食性】半光沢ニッケル+光沢ニッケルの多層めっきにより耐食性が向上します。
【実装性】電子部品のはんだ付け・ボンディング性を向上する目的で、すずめっき・金めっきを施す際に、ウイスカ防止目的で素材と最表層めっきの中間バリア層として使用されます。
【耐食性】半光沢ニッケル+光沢ニッケルの多層めっきにより耐食性が向上します。
【実装性】電子部品のはんだ付け・ボンディング性を向上する目的で、すずめっき・金めっきを施す際に、ウイスカ防止目的で素材と最表層めっきの中間バリア層として使用されます。
加工仕様・処理条件
◎光沢ニッケルおよび半光沢ニッケル(装飾部品向け)
◎無光沢ニッケル(電子部品向け)
◎有効寸法:3,800×500×800㎜
◎めっき厚さ:5~10μm
◎無光沢ニッケル(電子部品向け)
◎有効寸法:3,800×500×800㎜
◎めっき厚さ:5~10μm
おすすめの素材
鉄鋼、銅や銅合金、アルミニウム合金
主な用途
装飾品、機械部品、電子・電装部品
注意点・その他
ニッケルめっきのみでは大気中では時間経過とともに表面が酸化し光沢を失っていくため、装飾目的の場合はさらにクロムめっきを行うことをお勧めします。
屋外使用目的では単層めっきでは耐食性に優れないため、多層ニッケル+クロムめっきを推奨します。
電子部品目的で後加工で折り曲げを行う場合はニッケル厚さを3μm以下として下さい(ニッケル割れを起こします)
貴金属めっきを行う際は、はんだ付けを確保するため、かならず下地にニッケルめっきを行っています。(貴金属と素材間における熱拡散を防止させるため)
屋外使用目的では単層めっきでは耐食性に優れないため、多層ニッケル+クロムめっきを推奨します。
電子部品目的で後加工で折り曲げを行う場合はニッケル厚さを3μm以下として下さい(ニッケル割れを起こします)
貴金属めっきを行う際は、はんだ付けを確保するため、かならず下地にニッケルめっきを行っています。(貴金属と素材間における熱拡散を防止させるため)