もともとめっきに興味があり、高校では金属工学を学びました。学んだことを活かせる分野で就職したいと考え、就職活動の際にユニゾーンのインターンシップに参加しました。事業内容の説明を聞いたり、工場見学で実際の現場を見せてもらったりして、ますます興味が湧いてきたことに加え、その高い技術力に感銘を受け、入社を希望しました。

ユニゾーンでは、お客様の製品を一度お預かりしてめっきを施し、お返ししています。私の担当している製造ラインでは、バレルと呼ばれる容器の中に製品を投入してめっき液に浸し、電気を流してめっきを付けます。比較的小型の製品を一度にたくさん処理することができる方法です。加工しているめっきの種類は、銅めっき、ニッケルめっき、スズめっきなどがあります。入社した時からこのラインを担当していて、現在は溶剤脱脂ラインも受け持っています。

入社当初は先輩方からの指示を受けて仕事をしていたのに比べ、今は一人で任せてもらえる仕事が増え、やりがいにつながっていますし、自分の成長も感じることができています。入社して数か月間、一人で作業できるようになるまでは先輩に横で見てもらい、一つひとつの作業について「ここはこうして」とチェックしてもらっていました。これからも毎日の仕事を通じて技術を磨いていきたいです。

めっき技能検定など、仕事に役立つ資格をいくつか取得したいと考えています。技術の習得はもちろんですが、自分のやっている仕事をさらに深く理解できると思うからです。
また、自分たちが働く環境をより良くしていくために、職場内のコミュニケーションや、意見を言いやすい雰囲気を大事にしていきたいと思います。